デルは22日、ビジネス向けの液晶ディスプレイ「P2418HT」「P2418HZ」と、コンシューマー向け液晶ディスプレイ「S2718D」を発表した。ビジネス向けの2モデルは同日から、コンシューマー向けのS2718Dは4月に発売する。
P2418HT
「P2418HT」は、ビジネス向けに設計された10点タッチ対応の23.8型ワイド液晶ディスプレイ。価格は34,800円(税別)。非光沢タッチパネル液晶としては同社初となる製品で、外光の反射や指紋の付着を抑えて鮮明な画像を表示する。独自の連接スタンドを装備しており、タッチ操作がしやすいよう柔軟に角度と高さを調整できる。ブルーライトを最小限に抑える「Comfortview」も搭載。
主な仕様は、液晶パネルが23.8型ワイド、解像度が1,920×1,080ドット、視野角が縦 / 横ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ダイナミックコントラスト比:8,000,000:1)、応答速度が6ms(GTG)。
映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×1、DisplayPort×1。USB 3.0×2とUSB 2.0×2のハブポートも備える。スタンドのチルト角度は-5度~60度、スイーベルは-30度~30度、96.4mmの高さ調節も可能。本体サイズはW537.8×D234.8×H323.2~419.6mm、重量は約7.42kg(スタンド装着時)。
P2418HZ
「P2418HZ」は、ビデオ会議向けに設計された23.8型ワイド液晶ディスプレイ。価格は28,200円(税別)。2MPフルHD赤外線カメラを内蔵し、高品質の仮想ビデオ会議を開催できる。ノイズキャンセルマイクと5W+5Wの前面スピーカーを内蔵するので、クリアな音声での会話が可能。ビデオモード以外では、物理的に映らなくなるカメラシャッターによって、プライバシーを保護する。
Microsoft skype for Business認定により、画面上のボタン操作でSkype通話を開始 / 終了できる。Windows Hello対応の顔認証機能を利用して安全で高速な認証も行える。
主な仕様は、液晶パネルが23.8型ワイド、解像度が1,920×1,080ドット、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ダイナミックコントラスト比:8,000,000:1)、応答速度が6ms(GTG)。
映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×1、DisplayPort×1。USB 3.0×2とUSB 2.0×2のハブポートも備える。スタンドのチルト角度は-5度~21度、スイーベルは-45度~45度、125mmの高さ調節と時計回り90度のピボットも可能。本体サイズはW549.8×D180×H375.6~500.6mm、重量は約6.12kg(スタンド装着時)。
S2718D
4辺のベゼルが超極薄になっているコンシューマー向け27型ワイド液晶ディスプレイ「S2718D」も発表された。4月に発売する。価格は未定。
解像度は3,840×2,160ドットで、スタンドにインタフェースを集めた独特のデザインを採用。高品質のメタリック仕上げによりインテリア性も高い。「Dell HDR」による高画質表示にも対応する。インタフェースにはUSB Type Cを備え、電源を単一ケーブルで管理可能。