メーキャップブランド「マキアージュ」(資生堂)は2月22日、「アラサー女性の今」をテーマとした調査結果を発表した。調査期間は2017年2月6日~7日、有効回答は25~34歳の有職者女性500人。

アラサー女性はワークライフバランスを重視

20代前半と現在でやりたい仕事は変化したかを尋ねたところ、「はい」と答えた割合は48%、「いいえ」は52%となった。また転職経験の有無については「ある」が55%で、特に30代(30~34歳)では59%が転職を経験していることがわかった。

アラサー女性の仕事観

「定年まで何か仕事をしていたい」かという問いに「したい」と答えた割合は68%。未婚女性に対して「結婚しても仕事を続けたいか」という問いには「続けたい」が75%となった。

回答者からは「結婚しても、社会とのつながりを保ちたいし、自分が使うお金は自分で稼ぎたい」(29歳)、「家でじっとしていられないタイプなので、仕事をしていないと逆にストレスがたまりそう」(30歳)などの声が寄せられた。

一方、「もっとワークライフバランスを重視したい」と考えている女性は72%に上った。同社は「仕事自体はずっと続けたいけれども、家庭やプライベートとのバランスはしっかりとりたいという女性たちの気持ちが垣間見える」と分析している。

今の仕事を10年後も続けていると思うかとの問いに対しては、「そう思う」が43%、「そう思わない」が57%と、答えが二分する結果に。未婚か既婚かによっても考え方に違いがみられ、未婚女性では「そう思う」は36%にとどまったのに対し、既婚女性では51%に上った。