エムティーアイは2月20日、同社運営の健康情報サービス「ルナルナ」にて実施した「働く女性とプレミアムフライデーの関係について」の調査結果を発表した。調査は2月3日~5日、20代~50代以上の働く女性2万1,068名及び専業主婦3,153名を対象にインターネットで行われた。
「プレミアムフライデーの認知度」は59.0%(「知っている」29.2%+「何となく知っている」29.8%)だった。
プレミアムフライデーを「知っている」と回答した人を対象に、「職場で導入予定があるか」を聞いたところ、68.6%が「導入されない」で最多に。以降、「導入されるか知らない」(29.9%)、「導入予定」(1.5%)となった。
プレミアムフライデーの過ごし方
「プレミアムフライデーがあなたの職場で導入された場合、主にどんな時間にあてたいか」を聞くと、「一人の時間」(25.3%)が最も多くなった。次いで、「パートナーと2人で一緒に過ごす時間」(24.7%)、「家族と一緒に過ごす時間」(18.9%)。
この結果を未既婚別や子供の有無別に見ると、ライフステージによって異なる結果に。「既婚・子持ち」では「家族との時間」(36.4%)が最も多かった。「既婚・子供無し」(38.5%)と「未婚」(29.5%)では、「パートナーと2人で過ごす時間」が最多に。
続いて、プレミアムフライデーの過ごし方について「具体的にどのように過ごしたいか」を聞いた。その結果、「一人の時間」では、1位「休息」(47.3%)、2位「ショッピング」(15.3%)、3位「エンタメ(映画鑑賞など)」(10.2%)となった。
「家族と一緒に過ごす時間」や「子供と一緒に過ごす時間」を選んだ人の過ごし方では、「家でゆっくり過ごす」(52.6%)が1位に。以降、「外食」(13.8%)、「旅行・レジャー」(12.3%)と続いた。
「パートナーと2人で一緒に過ごす時間」や「友人や同僚などと過ごす時間」を選んだ人の場合では、「外食」(51.2%)、「旅行・レジャー」(17.3%)、「エンタメ(映画鑑賞など)」(15.8%)が上位に並んだ。
プレミアムフライデーのメリット、デメリット
プレミアムフライデーが導入されることで、仕事面でどんなメリットがあると思うかを聞いたところ、34.7%で「長時間労働の防止につながりそう」が最多に。次いで「ON・OFFのメリハリがついて仕事の生産性が上がりそう」(29.1%)、「メリットは感じない」(25.8%)となった。
デメリットでは、「他の日に業務のしわ寄せがありそう(残業・休日出勤など)」(42.4%)が最も多く、「導入されても利用できないと思う」(23.3%)、「勤務時間が減ると給与に影響が出る」(18.2%)が上位に並んだ。