有線3+無線1のクワッドLAN搭載マザー

ASRockの「Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7」は、ゲーミング向けのZ270搭載マザーボード。大きな特徴は、Aquantia製コントローラ「AQC108」による5Gb/sの高速LANを備えていることだ。対応機器は必要になるものの、「10Gb/sは高くて買えないが、なるべく速度は欲しい」というユーザーに良さそうだ。価格は40,000円前後。

ASRockの「Fatal1ty Z270 Professional Gaming i7」が満を持して登場

32Gb/sのM.2スロットを3つ装備。ヒートシンクは「AURA」対応で光る

中央の赤いポートが5Gb/sのLAN。そのほかIntel製のデュアルGbEも備える

12フェーズのデジタル電源を搭載。スーパーアロイで耐久性は高い

また兄弟モデルの「Z270 Taichi」も同時に新発売。Taichiシリーズはコストパフォーマンスを重視したモデルである。オーディオがCreativeの「Sound Blaster Cinema 3」から「Purity Sound 4」に変更になり、5Gb/sのLANが省略された以外は、基板の構成はほぼ同じとなっている。こちらの価格は35,000円前後。

こちらは「Z270 Taichi」。太極拳の陰陽を表すカラーリングは従来通り

バックパネルのインタフェース。5Gb/sが省略された以外はほぼ共通だ

ショート基板のGTX 1080カード

ZOTACの「GeForce GTX 1080 Mini」(ZTGTX1080-8GD5XMINI)は、GeForce GTX 1080搭載ながら非常にコンパクトなグラフィックスカードだ。2スロット厚のまま、全長はわずか211mmに抑えられており、小型ケースでも搭載しやすいだろう。10cmと9cmという、異なるサイズのファンを搭載しているのもユニーク。価格は92,500円前後だ。

ZOTACの「GeForce GTX 1080 Mini」。左が9cmファン、右が10cmファンだ

クーラーは2スロット厚。幅も125mmと非常にコンパクトなカードだ