サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「青汁で有名な野菜のケールがセレブに大人気! 」を公開した。

抗酸化成分やビタミンを多く含むケール ※イメージ

ケールはキャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科の野菜。海外では、ハリウッド女優やモデルなど、セレブやヘルシー志向の高い人たちの間で人気であるという。日本でも、最近はスーパーで野菜として生のケールが陳列されるようなってきており、料理に取り入れる人も増えてきているとのこと。

ケールは、強い抗酸化成分を持つβ(ベータ)カロテン、ルテインといった「カロテノイド」を含むのも特徴。βカロテンは体内で必要量がビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保つ作用、風邪予防、視覚の正常化などの役割を果たすという。ルテインは、白内障など加齢による目の病気への効果が期待されている成分とのこと。

このように強い抗酸化力をケールが持つ理由として、ケールの形状が挙げられるという。同じアブラナ科の仲間である「キャベツ」のように丸く結球しないため、葉全体に太陽の光が当たる。そのため、光合成できる面積が広くなり、より多くの栄養分を合成し、植物が自衛するための抗酸化物質が増えると考えられるとのこと。

また、抗酸化成分のほか、ビタミン、ミネラル、フィトケミカル(微量栄養素)などの各種栄養素もバランスよく含んでいる。美白作用やコラーゲンを生成する上で不可欠と言われるビタミンCの含有量は、野菜の中でもトップクラス。100gあたり81mgもの量が含まれている。

骨の構成や精神安定に必要なカルシウムも多く、ケール100g当たり220mg含んでいる。カルシウムの吸収を助け、合成に必要なマグネシウムや、骨にカルシウムがとどまるのを助けるビタミンKも多い。

フィトケミカル(微量栄養素)の1つであるクロロフィル(葉緑素)も多く含まれている。抗酸化作用、消臭・殺菌効果があり、体臭や口臭を抑える作用や、抗アレルギー作用なども期待されているという。解毒作用や殺菌作用、抗炎症作用などがあるイソチオシアネートも多く含んでいるとのこと。

豊富な栄養が含まれるケールは、小松菜やキャベツと同じような調理法で食べることができる。生でサラダとして食べるほか、炒め物やパスタ、おひたしなど幅広く活用することができるという。セレブたちは、ヘルシースナックとしてケールチップを食べているとのこと。

詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「青汁で有名な野菜のケールがセレブに大人気! 」で解説している。