インテリジェンスは2月20日、「転職成功者の年齢調査(2016年下半期)」の結果を発表した。調査対象は2007年7月~2016年12月、同社サイト「DODA」を利用して転職したビジネスパーソン約12万人。

「転職成功者の平均年齢」

2016年下半期の転職者の平均年齢は、前回調査の2016年上半期から0.2歳アップの32.5歳となった。また、調査開始時の2007年下半期に29.1歳だった平均年齢は、過去10年間で3.4歳上昇し、これまでで最も高い年齢を記録した。

男女別では、2016年上半期と比較して男性はプラス0.1歳の33.0歳、女性はプラス0.2歳の29.9歳となり、全体の結果同様、男女ともに過去最高を更新。2007年下半期から比べると男性では3.4歳、女性では2.3歳アップした。

「転職成功者の年齢割合」

転職成功者の内訳を年齢別に見てみると、「25~29歳」が最も多く35.8%。次いで「30~34歳」(25.1%)、「40歳以上」(16.2%)と続いた。

2016年上半期と比べると、特に「24歳以下」(1.3pt上昇)の若手と、「40歳以上」(1.1pt上昇)のミドル層で割合が大きく上昇。この傾向は直近2~3年で特に顕著に見られ、「24歳以下」の転職者の割合は2014年下半期から、「40歳以上」の転職者の割合は2015年上半期から継続して上昇となった。