日のToDo、どう管理してる? 記憶のみで処理しているという人もいるかもしれないが、多くは手帳やスマホなど何らかのツールに頼っているだろう。昔から、様々な方法が考案されているタスク管理だが、私はデジタルとアナログの両方で行っている。今回は、それらを「Bamboo Slate」と連携させてみた。
デジタルのToDoリストに手書きメモを加える
スマホやパソコンでは、「Todoist」というサービスを使っている。デジタルのメリットは、繰り返される案件が管理しやすいこと。同じ項目を何度も入力する必要はなく、「毎日」「毎週」「毎月25日」というように指定すれば、その日になると「Today」に表示される。また、クラウド対応なので、スマホで入力、パソコンで確認というように、デバイスを跨いでも使える。
「Bamboo Slate」でとったメモを、こうしたデジタルのToDoリストやカレンダーアプリに添付してみてはどうだろう。たとえば、電話でアポイントメントを取り付け、紙に書いたメモ(担当者の名前や連絡先)を添付ファイルとして紐づけておく。こうした機能を持つサービスは多く、「Googleカレンダー」でもスケジュールにファイルを添付することができる。メモの内容をいちいちテキストで入力しなくて済むのだ。
紙のToDoリスト、続きはスマホで!
デジタルのToDoアプリは利便性が高いのだが、ひとつ物足りない点がある。それは、タスクをこなしたときの達成感が少ないこと。紙のToDoリストに線を引いて、丸めてゴミ箱にポイする爽快感はない。
なので、デスクにいるときは、メモのしやすさと処理したときの爽快感から紙のToDoリストを使っている。「タスクビンゴ」(詳細はこちら)と名付けたオリジナルの方法で、これを、1年以上続けている。
一般的にToDoリストといえば、箇条書きにタスクを書いていくが、「タスクビンゴ」は、縦横に区切ったマス目にタスクを記入していく。マス目は、4×4にすることが多いが、タスクが多ければ5×5、6×6と増やしていける。仕事のタスクもプライベートのタスクも関係なくランダムに書く。そして、完了したら「×」で消していく。1列すべて消えたらビンゴ。
リーチになっていると、そのマスを消したくなるので、モチベーションも起きやすい仕組みだ。三日坊主の私でも続いているので、それなりに効果のあるライフハックだと自負しているのだが、こちらも弱点がある。デスク上ではいいのだが、外に持ち出しにくい。いや、紙だから持ち歩き自体は容易なのだが、カバンやポケットから出してチェックするのはスマートじゃないと感じてしまう。
タスク処理をスマート化
そこで、この方法を「Bamboo Slate」でやることにした。タスクを加えやすい、一覧性が高い、消化したときの達成感があるのは紙と同じ。そして、デジタルデータとしてスマホに転送されるので、外出時にも確認しやすい。歩きながら、電車に乗りながらでも問題ない。それに、他の人の目を気にすることなくToDoをチェックできる。
これ、けっこう大事ですよ。「白菜と大根」なんて書いた紙を見ながら買い物するのは、お使いに行かされている子供のようでカッコワルイじゃないですか(笑)。