俳優の坂上忍が、15日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『1周回って知らない話』の2時間スペシャル(19:00~20:54)に出演。2011年に芸能界を引退した島田紳助さんの言葉をきっかけに、バラエティ番組への意識が変わったことを明かした。

坂上忍

番組では、坂上が天才子役として活躍していた頃の映像や、バラエティ番組で引っ張りだこになるきっかけとなった2008年の『踊る!さんま御殿!!』(同局)の映像などを紹介。今では司会者やバラエティの印象が強い坂上だが、俳優をメインに活動していた頃はバラエティに出たいとはまったく思っていなかったそう。「僕が若い頃は、番宣でバラエティ出ただけで『魂売りやがったな』と言われたころがあった」と振り返った。

そんな坂上のバラエティへの意識を変えてくれたのが島田さん。ある日、番組で島田さんが「バラエティにたまに役者が来て番宣していく。何を振ってもスカすやつもいる。お前たちのために時間を割いているのに、それに対して何の還元もせずに帰っていくってどういうことなんだ」といったニュアンスのことを話していたという。

それを自宅で聞いていた坂上は、「その通りって思う自分と、ガツンと説教されたような『おめーだよ』って言われているような気がして、こりゃダメだと思った」と反省。「それから番宣などで出させていただくときは、何か還元しなきゃという気持ちに徐々になれるようになりました」と自身のバラエティ番組に対する変化を打ち明けた。