お笑い芸人の小籔千豊(43)が、14日に放送されたインターネットテレビ局のニュース番組『AbemaPrime』(毎週月~金21:00~)で、宗教法人「幸福の科学」に出家して芸能界を引退すると電撃発表した女優・清水富美加(22)についてコメントした。
一連の騒動を受け、ネット上では「信教の自由」「働き方」「芸能界の給与体系」などさまざまなテーマで議論が交わされている。コメンテーターや芸能人の間でも意見が割れる中、小籔は親が子どもに与える影響に触れ、清水の今後を案じながら自身の見解を示した。
過去には共演したこともあり、朗らかで明るい印象だったと振り返る小籔。「びっくりしましたね。不倫・覚せい剤・当て逃げ・淫行疑惑などの騒動があった中、"出家"というジャンルの騒動が出るという思わぬ騒動に……いろいろ(事情が)あったんですかね……本人に話を聞かないとわからないですけど」と慎重に言葉を選びながら驚きを伝えた。
スタジオに招かれた宗教学者・島田裕巳氏は、親の影響で子どもが入信する「2世信者」が増えていると指摘。小籔は、「多かれ少なかれ親には影響を受ける。僕も母親から言われた"女の子には優しく"とか、"恨みなんてすぐに捨てて、腹が立つことは忘れろ"と父親から言われたり、これも(親の)教えの一つではあると思う」と述べ、「(親に)支配されているというのが"洗脳"に繋げるのは早計かなと思いますけどね」と持論を展開した。
一方で、「本当のことはわかりませんけど、この報道によって同じ事務所のタレントの方々が私らもしんどがってる(芸能活動をつらいと思っている)雰囲気になるんは嫌やわと思ってる人もいると思う」と同事務所内の影響も危惧。最終的には、「お父さんが(信者に)なってるから子供も(信者に)なった、それが悪いことではない」と清水の選択を尊重していた。