米国マンパワーグループは2月10日、労働白書「スキル革命」を発表した。この労働白書は2016年7月、日本を含む43カ国6業種1万8,000人超の雇用主を対象に調査を行ったもの。
「オートメーション(自動化)が今後2年間の社員数にどのような影響を与えますか?」と聞くと、64%が「変わらない」、19%が「増える」、12%が「減る」、5%が「分からない」と回答した。
「どのような仕事、どのようなスキルが求められるようになると想定しますか?」という質問では、「IT」(26%)、「人事」(20%)、「営業・接客」(15%)、「総務・事務」(5%)、「生産・管理」(4%)、「財務・会計」(1%)の順に回答が集まった。
調査では、「独創性、感情的知性、認識の柔軟性こそが、人間本来の能力を発揮できるスキルであり、ロボットが人間に取って代わるのではなく、人間がロボットの能力を拡張することを可能にするものです」とコメントしている。