ダイヤモンド社はこのほど、書籍『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』を発売した。著者は元ソフトバンク社長室室長で現トライオン代表取締役の三木雄信氏。価格は1,400円(税別)。
自らの経験を基に編み出した高速PDCAを紹介
本書は、孫正義・ソフトバンクグループ代表取締役社長の元側近である三木氏が自らの経験を基に編み出した、残業なしで結果を出せる仕事術を記したもの。孫社長の下で実践していた高速PDCA(Plan・Do・Check・Action)を紹介する。
主な構成(一部抜粋)は、「1章 高速PDCAを動かす8ステップ」「2章 月間、週間ではなく『毎日』の目標を設定する」「3章 一つひとつではなく、『同時にすべての手段』を試す」「4章 結果は『数字』で厳密に検証する」「5章 『いちばんいい方法』だけを磨き上げる」「6章 『人の力』を借りて、もっと速くなる」。
三木雄信氏は、三菱地所に勤務後、ソフトバンクに入社。27歳で同社社長室長に就任し、孫社長の下で「Yahoo! BB事業」など担当する。ソフトバンク入社後に苦手だった英会話を猛勉強し、仕事に必要な英語だけを集中的に学習するやり方で「通訳なしで交渉ができるレベル」の英語を1年で習得。2006年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクトを設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオンを設立し、2013年に英会話スクール事業に進出した。