お笑いコンビの博多華丸・大吉が13日、東京・台場のフジテレビで行われたテレビ西日本・フジテレビ系バラエティ特番『こんな仕事があったんだ』(26日16:05~17:20)の制作発表会見に登場。女優・清水富美加の出家に「そんな仕事があったのか…」と、番組タイトルにかけて感想を語った。

博多華丸(左)と大吉

この番組は、見たことのないお仕事の世界にカメラが潜入し、その仕事人たちに密着していくというもの。会見場に貼り出された「芸人 華丸大吉 電撃引退!?」という衝撃的なポスターに、大吉は「このポスターどうなんだろな。勝手な真似を…と思いますね(笑)」と、人気女優の電撃引退報道があった直後のタイミングを憂いた。

『こんな仕事があったんだ』の出演者=テレビ西日本提供

また、大吉は「瀬戸内寂聴さん以来じゃないですかね。(有名人で)女性の出家というのは、聞き馴染みのない言葉だったので、すごく驚きました」と感想を語りながら、「本当に申し訳ないんですが、接点がまぁ無いので、何と言っていいのか…。大変そうだなと思いながら見てます」と、いち視聴者の立場で報道を見ていることを話した。

そんな大吉が引退を考えたことは、昨年の『M-1グランプリ』の審査員を務めたときだと告白。「あれでやらかしたら、もう漫才できないと思って、引退せざるを得ないんだろうなと思ったので、あんな顔色になってたんですね」と振り返り、「まぁでもうまいこと、上沼恵美子さんがかき回してくれたんで、僕まではリスクがこなかったです」と、切り抜けられたことを思い返していた。

一方の華丸は、芸人になっていなかったら、父親がやっている土建屋を継いでいたのではないかと推測。「土建屋になっていれば、博多駅前の陥没がなかったかもしれないですからね!」と主張したが、大吉から「もうみんな忘れてましたから」と注意を受けていた。

番組では、リアル下町ロケットの技術者や、伝説の宇宙食の開発者、それぞれの記憶の中の思い出の味を再現する「思い出料理人」などが登場。ほかにも、世界最高峰のサーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の日本人パフォーマーにも密着する。

スタジオには、あき竹城、つるの剛士、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、吉本実憂、鈴木福が出演する。