仙台国際空港は2月10日、現在実施しているリニューアル工事(第1期)のエリアについて、新店舗およびサービス施設を4月20日に開業することを発表。この工事は2016年7月1日の民営化後初となるリニューアル工事で、仙台空港旅客ターミナルビル1階エリアで、同年12月~2017年4月までの工期で実施している。
対象となる1階国内線到着エリアは、訪れた人を最初に迎えるエリアとして旅への期待感や高揚感を真っ先に感じられる場所として、また、東北観光と2次交通(鉄道、バス、レンタカー)の情報・サービスを集積させることで、目的地への快適な移動をサポートする。開業日や具体的なサービスに関しては、決まり次第発表する。
到着エリアの西側には、東北6県のほか地元の市町村から海外まで幅広く観光情報を提供する「JTB東北」が観光案内所を運営。宿泊予約・交通系乗車券や観光プログラムの販売も予定しており、仙台空港に到着したその場ですぐに、旅の選択肢が広がる。
また、到着エリアの東側には旅客待合スペースを新設し、待合スペース内にカフェ「(仮称)みちのくラウンジ by PRONTO」を設置。昼はカフェラウンジ、夜はバーラウンジと、さまざま利用シーンを対応する。
さらに、出発直前まで旅を楽しめるように、加えて、地元の人々にも利用できる空間として、有料のランナーサポートスペースも設置。シャワーやロッカー、更衣スペース、大型荷物置き場などを設け、空港周辺のランニングやウォーキングを快適に実施できるようになるという。
今後、搭乗口の増築工事(今年度着工予定)、2,3階リニューアル工事(着工時期未定)など、積極的に工事を進め、旅客満足度の向上を図る。