ムダ毛のお手入れやひげを剃るときに使う「T字カミソリ」。でも、使っているうちにカミソリの刃と刃の間に毛がはさまったり、詰まってしまうことはありませんか? 今回はそんな毛の詰まりを解消する方法をご紹介します。
刃と刃の間に詰まった毛や石けんカスを取る
T字カミソリといっても、刃の枚数が2枚の簡易型のものから、5枚ほどのものまでさまざまです。今回は、筆者の夫が使用している男性用のT字カミソリを使って検証しました。刃の枚数は2枚です。
夫はいつも、使い終わったあとに軽く洗い流しているのですが、今回あらためてT字カミソリを確認したところ、それでも細かな毛が刃と刃の間にはさまっています。また、ひげ剃りのときに使っている石けんの成分もうまく洗い流されていないようで、白い石けん成分も刃と刃の奥や間に残っています。
これまでも、T字カミソリを無理に使っていたら、肌が赤くなったり、肌が傷ついて出血してしまった、という経験がありました。毛が詰まったりはさまったままのT字カミソリを使い続けると、肌にはよくないようです。
それではさっそく、詰まった毛を取っていきましょう。使うのはタオルと歯ブラシで、いずれも使い古しで十分です。タオルは表面の糸がループ状になっているパイル状のもので、乾いた状態のものを使用しました。
T字カミソリを使ったあとは、お湯をはった洗面器の上で、縦に横にと振り洗いします。それだけでもかなり毛が取れますが、奥に入り込んでしまった毛はなかなか取れません。
次にカミソリの刃をタオルに当てて、刃の方向に沿って軽く滑らせます。タオルは3重くらいに折りたたみ、軽く拭くのがポイントです。危ないので、決して力を入れないようにしてください。
カミソリを数回滑らせたタオルの上を見ると、細かな毛が付いているのがわかります。ビッシリ取れた、とは言い難いのですが、粉状になっている毛や、奥に入り込んだ長い毛も出てきました。
次に歯ブラシを使い、刃の奥に入り込んだ毛やゴミを取り除きます。刃に平行になるように歯ブラシを当てて汚れを取りましょう。この時も、刃を傷つけないように軽く歯ブラシを当てます。その後は、再び洗面器にはった水の中で、軽くふり洗いをし、タオルで水分を取ればお手入れが完了です。
気軽にできるタオルを使ったお手入れで切れ味キープ
歯ブラシを使ったお手入れを毎回するの面倒かもしれませんが、タオルを使ったお手入れならば、ムダ毛の自己処理やひげ剃りのときに手軽にできそうですね。不要になったタオルを、洗面所にストックしておくのもいいかもしれません。
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