ソニーは2月8日、Eマウント対応の電動標準ズームレンズ「E PZ 18-110mm F4 G OSS」(SELP18110G)を発表した。4月の発売を予定しており、希望小売価格は税別444,000円。
E PZ 18-110mm F4 G OSSは、プロの動画撮影に使用されるスーパー35mmフォーマットや、APS-Cフォーマットに対応したGレンズだ。APS-Cセンサー搭載カメラと組み合わせた際の焦点距離は18~110mm (35mm判換算時27~165mm相当)。レンズ構成は非球面レンズ6枚、ED(特殊低分散)ガラス3枚を含む15群18枚。独自技術SMO(Smooth Motion Optics)機構により、動画撮影時の映像安定化を図っている。
AF/MFをワンタッチで切り替えるスライド式フォーカスリングを搭載し、ズームリングとアイリスリングとの3連リングにより操作性も高めた。ズーム操作は電動ズーム、メカニカルマニュアルズーム切換え式を採用。ズーム速度範囲の低速限を拡張しスローズームもサポートする。手ブレ補正機能も内蔵する。主な仕様は下記の通り。
- レンズマウント : ソニーEマウント
- 焦点距離 : 18-110mm
- 絞り開放値 : F4
- 絞り羽根 : 7枚、円形絞り
- レンズ構成 : 15群18枚
- 最短撮影距離 : AF/MF時で0.4~0.95m、Full MF時で0.95m
- 最大撮影倍率 : 0.122倍
- フィルター径 : 95mm
- 本体サイズ : 110×167.5mm
- 重さ : 1,105g