JR九州は筑豊本線若松~新入間の折尾駅を除く11駅について、3月4日のダイヤ改正から「Smart Support Station」として新たな駅サービスを開始すると発表した。
「Smart Support Station(スマートサポートステーション)」は、始発列車から最終列車までの間、離れた場所にあるサポートセンターのスタッフが駅に設置したカメラを通して見守るタイプの無人駅。きっぷの精算やICカードのチャージなどが必要な場合は、インターホンを通じてサポートセンターから案内する。
清掃は毎日スタッフが訪れて行うほか、列車の乗降りのサポートが必要な場合は、乗車前日20時までの電話予約があればスタッフが現地に赴いて対応する。「Smart Support Station」の導入は、JR九州管内で香椎線に続いて2例目。ダイヤ改正後も、若松駅・中間駅では朝ラッシュ時(6時30分から8時30分まで)に駅係員を配置し、現行通り定期券などが購入できるようにする。