JR西日本岡山支社は、昨年秋から実施している臨時列車「ノスタルジートレインで巡るこだわりのおかやま旅」シリーズについて、3・4月の運転計画とおもてなしの概要を発表した。

「ノスタルジー」車両を使用した臨時列車がこの春も運転される

このシリーズは、昭和30~40年代の普通列車を再現した「ノスタルジー」車両を、岡山県北部エリアを中心に月1回程度のペースで臨時列車として運行するもの。3月は新見市・真庭市・津山市で開催される雛まつりに合わせ、3市の雛まつり会場を便利に巡ることができる「姫新線 雛まつり列車」として、3月4・5日の2日間運行される。

両日とも新見駅12時0分発・津山駅14時20分着の1本が設定され、岩山駅に13分間、中国勝山駅に24分間停車するほか、他の駅も各駅に停車する。全車自由席で、乗車区間の普通乗車券があれば誰でも乗車できる。3月4・5日には津山駅発新見行の臨時列車も設定されるが、こちらは「ノスタルジー」車両以外の車両で運行されるとのこと。運転時刻は津山駅10時55分発・新見駅13時6分着となる。

4月は津山城で開催される「津山さくらまつり」の夜桜に合わせ、4月8日に「ノスタルジー」車両を使用した「津山線 夜桜列車」を岡山~津山間で運行。岡山駅15時52分発・津山駅17時25分着の上り便、津山駅20時31分発・岡山駅22時5分着の下り便が設定される。上り・下りともに乗降できるのは岡山駅・津山駅のみ。全車自由席で、乗車区間の普通乗車券があれば誰でも乗車できる。車内では地元特産品を車内販売するほか、上り便では乗車記念缶バッジのプレゼントもある。

その他、阪急交通社などと共同で実施するツアー専用列車として、沿線ゆかりの酒蔵自慢の地酒を楽しむ「おかやま備中杜氏の郷 地酒列車」を3月18日に運行。2月1日から阪急交通社で販売を開始している。