テスティーはこのほど、日本の伝統行事である節分に関する自主調査を実施、結果を公表した。同調査は1月23日~24日、同社が運営するスマートフォンアンケートアプリ「TesTee(テスティー)」ユーザーのうち10~20代の若年層男女計1,449名を対象に、インターネットリサーチにて実施。割付方法は、10代500サンプル、20代999サンプルの、合計1,449サンプルとなる。
2017年、節分行事を行おうと考えている人は10代で42.0%、20代で38.7%という結果となった。また、「今まで節分行事を行ったことがあるか」を問う質問では、10代の28.2%、20代の23.3%が「毎年行う」と回答。一方、「やったことがない」と回答した20代が10代のそれと比べ2.5ポイント高い結果となっている。
同社によれば、昨今、バラエティに富んだ恵方巻きが百貨店や小売店などで販売されたり、節分イベントが開催されたりと節分を意識する機会が多数あることから、若年層における節分の浸透率が高いと考えられるという。その中でも10代の方が20代と比べ、節分行事への参加率は高めであることがわかった。
次に「今年の節分で何をするか?」という質問を行った。10代、20代ともに1位は「豆まきをする」、2位は「恵方巻を食べる」という結果となり、どちらも回答者の6割以上が行う予定だとわかった。
豆まきでは炒った大豆をまく場合が一般的だが、同アンケートで「今年の節分は豆まきをする」と回答したユーザーのうち、30.9%が落花生をまくと回答。この結果をさらに分析すると、北海道、青森県、千葉県、宮崎県のユーザーの多くが落花生を選択していることがわかった。落花生が特産品であるという理由のほか、雪が多い地域では殻付きの落花生は後片付けが楽、という考えもあることがうかがえる。そのほか、"豆の代わりにボールを投げる"、"お菓子を投げる"という回答もあった。
また、「今年の鬼役は誰がやるか」という質問には、「今年節分行事を行う」と回答したユーザーの36.3%が父親と回答。次いで母親が25.0%、兄弟が18.1%という結果になった。上位3つが家族の誰かであることから、今年の節分は家族とともに過ごす人が多いことがわかった。
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