日本コカ・コーラは2月1日、「コカ・コーラ」史上世界初となる特定保健用食品「コカ・コーラ プラス」(税別158円)を3月27日に発売することを発表した。同日行われた発表会にて、早速その「コカ・コーラ プラス」を飲むことができたので、その味をレポートしよう。
同商品は、1本(470ml)当たり「難消化性デキストリン(食物繊維)」を5g配合。これまで、糖類ゼロ・カロリーゼロの「コカ・コーラ ゼロ」、糖類ゼロ・カロリーゼロ・カフェインゼロの「コカ・コーラ ゼロカフェイン」など、健康志向に沿った商品も用意していた「コカ・コーラ」ブランドに、とうとう特定保健用食品が加わった。
しかし、「難消化性デキストリン(食物繊維)」が加わったことで、「これまでのコカ・コーラの味わいから変わってしまったのではないか?」「いくら健康を意識できるといっても、味が違ったらコカ・コーラではないじゃないか」と思う人も多いだろう。そこで実際にどんな味なのか、通常の「コカ・コーラ」と飲み比べて確かめてみた。
それぞれカップに移し変えてみたところ、大きな変化は見られない。香りもほとんど一緒だった。
まずは通常の「コカ・コーラ」から飲んでみよう。炭酸が強く、爽やかなのどごし。後に残る甘さは、ほかの何にも形容しがたい「コカ・コーラ」の後味だ。小学生のとき、友達が駄菓子屋で瓶のコーラを飲んでいたのをうらやましく見ていた頃を思い出してしまった。
続いて、気になる「コカ・コーラ プラス」を飲んでみる。飲み心地も風味もほとんど変化がない。しかし、後味に残る甘さが控えめになっている気がした。なんとなくだが、「コカ・コーラ ゼロ」に近い味わいだった。甘さが控えめになっているので、食事には合いそうだ。
実際に飲んでみたところ、「コカ・コーラ ゼロ」に近い味わいだった「コカ・コーラ プラス」。3月27日の発売が待ち遠しい。