女優の田中麗奈が1日、都内のホテルで行われた東海テレビ・フジテレビ系主演ドラマ『真昼の悪魔』(4日スタート、毎週土曜23:40~)の制作発表会見に出席し、寝言がひどくて叫びながら起きてしまうという意外な一面を明かした。

『真昼の悪魔』に主演する田中麗奈

このドラマは、1980年に発表された遠藤周作の同名医療ミステリーを、東海テレビのドラマ『火の粉』(16年)のスタッフが再集結して初めて映像化するもの。田中は、社交的で明るく、患者にも良い評判の裏で、衝動的に悪のスイッチが入るという女性医師・大河内葉子役を演じ、「土曜日の夜を寝かせないような作品にしたいと思います」と意気込みを語る。

会見で、実生活の中で悪魔に切り替わってしまうことがあるかを聞かれた田中は「小さい頃から寝言が本当にひどくて、『やめて!』とか『ちょっと何してんの!』とか、叫びながら起きてしまうんです」と告白。

起きた直後に自分が叫んだことは理解しているそうだが、何の夢を見ているのかは覚えていないそうで、「寝てる間に、違う自分が出てきちゃってるのかな…。潜在意識の悪魔が入ってきてるのかな…」と不安に駆られるそうだ。

そんな時、一緒に寝ている夫は、驚きのあまり「隣で震えてる(笑)」そう。「自分でもちょっと引くんですよね。(声が)大きいんですよ。本当に怖いです」と心境を吐露した。

また、同作の劇中で葉子は、伊武雅刀演じる神父に懺悔しに来るシーンもあるが、今懺悔したいことを聞かれた田中は「方向音痴ですし、忘れ物も多くて、懺悔したいことばかりです」と反省。最近でも、携帯電話を落として壊してしまったそうで、「1週間くらい電話で誰ともしゃべってない生活をしてて(笑)」と明かした。

LINEはパソコンで使えるものの、インスタグラムの更新できないため、田中は「もうすぐこのドラマが始まるにもかかわらず、自分で宣伝の発信ができないことが本当に申し訳なくて…」と重ねて反省。ドラマの公式や共演の中村蒼のアカウントに「いいね!」することしかできない自分に、不甲斐なさを感じていた。

ちなみに、同作には坂上忍がゲスト出演することが決定。原作の大ファンであることからオファーをしたそうで、まだ役柄などは決まっていないが、初共演となる田中は「患者さんだったら、すごいいじめちゃうどころか、悪魔の世界に引き込んでしまいますね(笑)」と楽しみにしていた。

(左から) 中村蒼、田中麗奈、伊武雅刀