Appleは、「One Night on iPhone 7」と題したiPhone 7の新たな広告キャンペーンを展開中だ。世界中で撮影された、ある一夜を切り取った写真や動画がプレス向けWebページで公開されている。
暗所でのiPhone 7のカメラ性能をアピールするために、Appleは写真家を募集。撮影は、北極の氷の洞窟やインドネシアの火山から、ヨハネスブルグのクラブや上海のネオンなど、世界各国で行われた。どれも息を呑むほどの美しい作品ばかりである。キャンペーンは世界25カ国で展開されている。
完璧なショットを求めて厳しい気象条件の中、撮影に望んだ写真家もおり、シカゴに拠点を置く写真家・Reuben Wu氏はインドネシアのジャワ島で溶岩流を撮影。ドローンにiPhone 7を取り付け、130の活火山を撮影した。
また、Ruairidh McGlynn氏はアイスランドを旅し、犬の橇に乗り、北極圏の氷の洞窟を撮っている。
地元の風景や人物にフォーカスした写真家も、作品でiPhone 7のカメラ性能を遺憾なく発揮。Jennifer Bin氏は、街中の屋上から上海の街を撮影し、Elsa Bleda氏は、南アフリカのヨハネスブルグ周辺のアーティストを写真に収めている。
iPhone 7とiPhone 7 Plusは、F/1.8の開口部、6枚構成のレンズ、光学手ブレ補正機能を装備し、暗い場所でも写真や動画を簡単に撮影できる。iPhone 6よりも最大50%多くの光をカメラセンサーに取り込むことができ、これまで「Plus」モデルのみに搭載されていた光学式手ブレ補正は体の動きや手の振動に伴うブレを軽減する。センサーとレンズが連係して、ごくわずかな動きさえ相殺できるようにするので、iPhone 6と比較して露出時間も最大3倍長くなるなど、カメラ機能が大幅に強化されている。
キャンペーンには日本のフォトグラファー、@laurence__bouchard氏と@umoyr氏も採用されている。