資生堂はこのほど、2017年の花粉シーズンに向けて「快適に過ごすヒント」を公開した。

マスクをするときは目もとを強調するメイクが良いとのこと ※イメージ

日本気象協会が発表した「2017年の春の花粉飛散予測(第3報)」によると、スギ・ヒノキ(北海道はシラカバ花粉)の花粉飛散数は、前シーズンと比較すると関東以北で50~70%台となるという。一方、西日本では高温・多照などの花芽が多く形成される気象条件がそろったため、多くの地域で前シーズンよりも非常に多いとされている。

エリア別では、9エリア(北海道、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州)のうち6エリアが「非常に多い」~「やや多い」という予測となっている。花粉シーズンは、2月上旬に九州北部や中国・四国・東海地方の一部から始まり、3月には各地で飛散のピークを迎える見込みであるという。

地方ごとの花粉飛散予測と前シーズン比(地方平均値)

これらの予測を受け、同社では「花粉の付着を抑える方法」や「マスク着用でも魅力的にみせるアイメーク術」など、花粉シーズンをより快適に過ごすための情報を公開した。

花粉の付着を抑えるには、外出時にマスクやメガネを着用するだけでなく、羊毛や毛織物といった花粉が付着しやすい素材の衣類を避けることが大切であるという。花粉が付着しやすい頭、顔、手などは、つばの広い帽子や手袋の着用などで対応する効果的とのこと。

また、花粉など空中の飛散物質の吸着を防ぐ効果のあるスプレーやローションを使用するのもよいという。

女性からは、花粉の季節はマスクを付けると顔の大部分を覆われるため、メークを楽しめないという声もあるとのこと。マスクをしている時により魅力的にみせるには、アイメークをしっかりと強調することがポイントであるとのこと。使用するアイシャドーは、化粧くずれが目立たない明るめのピンク系やベージュ系のものがおすすめだという。

また、目のキワがポイントのため、アイライナーはくずれにくいクリーム系のものを使用する。あわせて艶っぽい印象を高めるのに最適な角度とされる14度のチップを使用しすると、目じりを長めに見せることができるとのこと。

マスカラはくずれにくいウオータープルーフタイプを使用。さらに目元を強調したい場合は、目尻側につけまつげと、ウオータープルーフのリキッドアイライナーをプラスするとよいという。

アイメイクのポイント