LCCのエアアジア・ジャパン(本社: 愛知県常滑市、代表取締役社長兼CEO: 秦修氏)は1月30日、2017年初旬より予定していた就航を見直すことを発表。「安全運航を遂行するための準備スケジュールの見直し」が理由としており、就航日についてはまだ決定していない。
同社は2016年9月30日に発表した時点では、名古屋(中部)=札幌(新千歳)は2017年初旬、名古屋(中部)=台北(台湾桃園国際空港)については2017年春の就航を掲げていた。またその際、計画していた名古屋(中部)線=仙台(仙台空港)線の就航を取りやめることも発表した。
今回の決定は際に同社は、「ご旅行の計画をいただいているお客さまを始め、ステークホルダーの皆様へのご迷惑を考慮し、今回の発表に至りました。就航予定見直しの主な理由は、安全運航を遂行するための準備スケジュールの見直し等によるものです。就航に向けた準備を現在も進めており新たなスケジュールの策定をしております」とコメントしている。
なお、2015年10月6日に発表していた計画では、2016年春から国内・国際3路線(中部=新千歳・仙台・台北線)の運航を見通していた。小田切義憲氏が代表取締役社長を辞任後、井手隆司会長が2016年2月15日で発表した計画は、2016年8月に中部=札幌/仙台/台北線に就航、2017年に中部=中国・マカオ3路線/グアム線を開設というものだった。
就航日の詳細については決定次第、改めて発表される。