エン・ジャパンは1月30日、「転職理由」についてのアンケート結果を発表した。調査は2016年12月1日~2017年1月3日、ミドル層専用の転職求人サイト「ミドルの転職」の35歳以上のユーザー622名を対象に行われた。
現在、転職をしようと思った理由やきっかけについて聞いたところ、多かった回答トップ3は1位「会社の考え・風土が合わない」(30%)、2位「職場の人間関係がよくない、上司や同僚と合わない」(23%)、3位「会社の将来に不安がある」(23%)だった。
年代別に見ると、30代は他の年代に比べ「キャリアアップのため」(30%)、「給与に不満」(30%)、「待遇・福利厚生に不満がある」(27%)、「仕事の幅を広げたい」(27%)などが上位に挙げられた。50代では「会社都合(リストラ、事業縮小など)」(22%、30代: 12%、40代: 12%)を理由に、会社の経営状況や外部環境を理由に転職を余儀なくされるケースもあるようだ。
「20代のころと比較し、転職理由の変化がある」と回答したのは全体の64%。転職を考える上で不安に感じることについて聞くと、1位「年齢について」(30%)、「これまでの経験・スキルが通用するのか」(30%)、3位「年収について」(21%)、「自分の希望する求人の有無」(21%)、5位「自分の市場価値(アピールできることがない)」(19%)などがあがった。