NTTドコモとユピテルは26日、猫のようなデザインの対話型AIロボットを共同開発すると発表した。両社は共同での商品開発、サービス提供を推進することに合意しており、今回の対話型AIロボットはその第1弾となる。

対話型AIロボット外観

発表された対話型AIロボットは、人工知能で自然対話を実現するNTTグループのAI技術「Corevo」の自然対話プラットフォーム技術を活用する。文脈を解析し、対話の内容や話者の意図を理解。内部にスピーカーを備え、利用者の趣味や嗜好に合わせた内容で会話するほか、雑談や、内容に応じて声色を変化させた対話も可能という。

AIロボットの前面にある4型タッチディスプレイは、対話をチャット形式で表示可能。ディスプレイの上には顔認識カメラや人感センサー、照度センサーを搭載し、最大4人までの顔を識別する。また、IEEE802.11b/g/nに準拠した無線LAN機能も搭載し、インターネットの情報を参照した回答も行う。商品は、2017年中に発売する予定。

AIロボットのシステム構成