オプテックス・エフエーは1月25日、「第三回 現場川柳」の受賞作品を発表した。
第三回の応募作品は「IoT」や「AI」など、デジタル化による革新が進むものづくりのトレンドを詠った作品が多く、なかでも変化に乗り遅れた現場の様子を2016年の流行語で明るく揶揄した「デジタル化 遅れた社内は 紙ってる」(キング・コングゥ?さん)が大賞を受賞した。
そのほか優秀賞には、「AIは 無いが我が社にゃ 愛がある」(だっちっちさん)、「妻怒る 故障の製品 我が社製」(湯快爺さん)、「宇宙行く 部品へそっと 指紋付け」(笑司さん)、見ル野賞には、「定年後 再雇用され テクノロ爺」(さごじょうさん)が選ばれた。
入賞は、「長男の 出来の悪さは 初期不良」(てぬきうどんさん)、「日本製 汗して造る 外国人」(夜明け前さん)、「赤ボタン 1度は押して みたくなる」(しげぽん118 さん)、「合わぬなら 合うまで測ろう 別ノギス」(松庵さん)、「騒音で パントマイムが 上手くなる」(さんじろうさん)、「見学の 子供の指摘が ドリル並み」(coniさん)、「この俺を センサーだけは 無視しない」(さごじょうさん)、「検査機の 電源忘れて 不良ゼロ」(土日静寂さん)、「なぜ残る 迷子の部品 君の名は」(ひだまりんさん)、「鉄分は 現場で取れと 妻が言う」(じゃずさん)。
「現場川柳」とは、同社が定めた「センサ(10月3日)の日」を記念し、ものづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業などの"現場"にまつわる川柳を募集する企画。今回は2016年10月3日~12月11日に寄せられた応募総数7,187作品の中から、特別選考委員で元エンジニア漫画家の見ル野栄司(みるの えいじ)氏と同社選考委員により選考が行われた。