マセラティ ジャパンは、マセラティのフラッグシップ・スポーツセダン「クアトロポルテ」のスタイリングを一新し、先進安全技術を搭載して発売した。2種類のトリム・オプション「グランルッソ」と「グランスポーツ」も新たに導入される。
「クアトロポルテ」は1963年の初登場以来、マセラティのフラッグシップモデルとして、ラグジュアリー・スポーツセダンのカテゴリーを確立してきた。新型モデルでは、エクステリアにフェイスリフトを施し、コンセプトカー「アルフィエーリ」にインスパイアされた新形状のフロントグリルを装備。フロントとリアのバンパーもデザインを変更した。
インテリアでは、センターダッシュボードにマルチタッチ機能付きの8.4インチディスプレイを装備。「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応している。センターコンソールも一新され、オーディオの音量やインフォテインメント・システムの基本機能を操作できるダイヤル式のロータリー・コントロールを備えた。
オプションとして、ストップ&ゴー機能を備えた「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」や「レーン・デパーチャー・ワーニング(LDW)」などの先進安全機能パッケージを設定。ラグジュアリーな「グランルッソ」、スポーティな「グランスポーツ」という2種類のトリム・オプションが用意されている。
価格は、最高出力350PSの「クアトロポルテ」が1,206万円から、410PSの「クアトロポルテ S」が1,406万円から、「クアトロポルテ SQ4」が1,509万円。最上級モデルで最高出力530PSの「クアトロポルテ GTS」は1,946万円からとなっている(価格はすべて税込)。