つくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道は、2005年の開業時から使用している全20駅の自動券売機・自動精算機を7カ国語対応の新型自動券売機・自動精算機に入れ替えると発表した。

新型自動券売機と新型ICカードチャージ機のイメージ

開業から約11年が経過して機器が経年劣化している上に、訪日外国人旅行者の利用が増加していることから、全駅での更新を決めた。これにともない、従来の日本語・英語の2カ国語対応から、日本語・英語・中国語繁体字・中国語簡体字・韓国語・フランス語・スペイン語の7カ国語対応にグレードアップ。外観にはつくばエクスプレスのコンセプトカラーである青と赤を採用した。これに合わせ、新たにICカードチャージ専用機の導入も決定している。

1月24日に北千住駅南口で使用を開始したのを皮切りに、3月上旬頃をめどに順次全20駅に導入する。導入台数の合計は自動券売機55台、自動精算機27台、ICカードチャージ専用機14台の計96台。