DeNAトラベルは1月23日、「プレミアムフライデー」に関する調査結果を発表した。調査期間は2017年1月11日~15日、有効回答は25歳~69歳の個人509人。
7割弱が導入に肯定的
勤め先はプレミアムフライデーを導入予定かと尋ねたところ、55.0%が「導入予定ではない」、39.5%が「分からない」と回答。他方、「導入済み」は0.8%、「導入予定」は1.4%にとどまった。同社は「『プレミアムフライデー』という言葉を街やメディアで見かけていても自分事として捉えられていない人も多いようだ」と分析している。
勤め先がプレミアムフライデーを導入したらどう思うかとの問いには、「とても嬉しい」が43.6%、「やや嬉しい」が23.6%と、肯定的な人が67.2%を占めた。一方、「あまり嬉しくない」は10.0%、「全く嬉しくない」は5.7%となった。
理由を聞くと、肯定的な人からは「金曜日の夕方ころから出発できるとより旅行へ行く機会が増える」「心のゆとりが生まれる」など、否定的な人からは「業務量は変わらない」「周囲の人が一丸となってないので、自分だけ導入されても身動きできない」「派遣なのでその分給与が減る」などの声が寄せられた。
プレミアムフライデーが導入されたらやりたいことは、1位「旅行」(70.9%)、2位「自宅でゆっくり」(46.4%)、3位「買い物」(36.0%)、4位「外食」(33.6%)、5位「映画鑑賞」(27.1%)となった。
プレミアムフライデーが導入されると自身の出費はどうなると思うか聞くと、「増えそう」が38.1%、「やや増えそう」が36.3%と、約4人に3人が今より出費が増えそうだと考えていた。