個別指導の学習塾「明光義塾」はこのほど、子どもの教育費に関する調査結果を発表。教育費の積立金額は、月額1~3万円がボリュームゾーンであることが分かった。
同調査は、2016年10月~11月の期間、インターネット上で行われ、小学4年生から高校3年生の子どもを持つ保護者702名から回答を得た。
このうち、「子ども1人あたり、教育費を1カ月にどのくらい積み立てますか」との設問では、小学生、中学生、高校生の子どもを持つ親、いずれも「1万円~3万円未満」と答えた人が最も多かった。また、大学までに必要な総教育費※については、約20%の人が「1,000万円以上かかる」と考えていることが分かった。
教育費の準備の仕方としては、「貯金」(78.1%)、「学資保険」(56.8%)が上位にあがっている。
さらに「学費や学習塾以外で『こんなところにもお金がかかるんだ!』と思ったことは何ですか?」と尋ねてみると、「部活動。用具をそろえるのに10万円近くは使った。ちょこちょこ遠征も月に5,000円くらいはかかった」「通学の定期代。塾に行く前に食べるご飯代。部活のシューズ代。すぐにダメになる」「私服の学校なので、着るものにお金がかかる。それに成長期なので、上履きが年3回はサイズアップするため、買い替えが必要になった」などの意見が寄せられた。
※「総教育費」は、学校に支払う学費、学習塾に通う費用、参考書、模擬試験など勉強に関する費用
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