ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。

■5位:新日本プロレス・オカダとテレ朝・森アナが交際&結婚へ

新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)が、テレビ朝日の森葉子アナ(30)と結婚前提の交際中であることがわかった。

2人の出会いは2012年8月。オカダが夏のビッグイベント「G1クライマックス」で初優勝を果たした際、テレ朝スタッフが企画した祝勝会に森アナも参加し、翌年から交際をスタートさせた。多忙ですれ違いが続き、破局した時期もあったものの、昨年復縁したという。

オカダは、「お相手のあることなので、きちんとしたご報告ができる時がきたら、自分からちゃんとご報告させていただきます」と具体的なコメントを控えたが、すでに互いの両親にも紹介済みであり、結婚の可能性は高い。

オカダは「プ女子」をはじめ、現在のプロレスブームをけん引するトップレスラー。団体との契約に「結婚禁止」の条項が盛り込まれていたが、「2年前の契約更改で削除された」ようで結婚に障害はない。美人女子アナの結婚となれば話題性十分で、夫婦そろっての結婚会見が期待される。

■4位:佐々木希がアンジャッシュ・渡部建が婚前同棲をスタート

渡部建(左)と佐々木希

『女性自身』が佐々木希(28)と、アンジャッシュ・渡部建(44)の同棲をスクープした。

2人の交際が最初に報じられたのは2015年4月。しかし、両者とも否定するようなコメントばかりで、「すでに破局」説や「そもそもつき合っていない」説などが飛び交っていた。しかし、交際は続いていて、都内のマンションで同棲をはじめているという。

同誌は佐々木のマンションを出入りする渡部を何度も目撃。佐々木はグルメタレントとして外食の多い渡部のために、胃にやさしい和食やカロリー計算した料理を作っているらしい。渡部はデートに最適なレストランに詳しいが、「極秘交際だけに佐々木とは外食できない」のが何とも皮肉だ。

同じ事務所の後輩・矢作兼(45)や、有田哲平(45)など40代芸人が次々に結婚しているが、ともに相手は一般女性。渡部のほうがハードルは高いが、ゴールは近いのではないか。

■3位:タモリが正月休みの夫婦海外旅行。妻を思う感動のエピソード

タモリ

『女性セブン』が、タモリ(71)と結婚47年になる2歳年上妻の海外旅行を報じた。タモリは32年間、生放送番組『笑っていいとも!』を司会していたため、「香港より西に行ったことがない」が口グセとなっていたが、「妻を連れて行って見せたい景色がある」と正月休みに約2週間かけてバリ島、香港、台湾をめぐったという。

2人の歴史を振り返ると、出会いはタモリが地元・福岡で保険外交員をしていたとき。妻が2年先輩のOLで、仕事を通じて距離を縮めたようだ。1970年に結婚したあと、タモリは観光会社、ボウリング場支配人、駐車場や喫茶店の責任者など職を転々。その後、タモリは赤塚不二夫さんに誘われて芸能界デビューし、妻を福岡に残したまま上京してしまう。1980年代のブレイク後は、妻が個人事務所の社長として裏方の仕事をこなしつつ、毎朝5時半に起床して朝食を作るなどタモリを支え続けてきた。

しかし近年、妻の体調がすぐれず、目の調子も悪く視野がせまくなっているという。タモリはそんな妻を励ますために、「かつて訪れて気に入った香港や台湾の景色を見せてあげたい。これが最後の海外旅行かもしれないから、大好きな景色をまぶたに焼きつけてほしい」という思いから旅行を企画。妻と水入らずで行った海外での『ブラタモリ』が静かな感動を呼んでいる。

■2位:SMAP極秘独立計画。元マネが新会社代表で中国進出? 慰労会の真相

『週刊文春』のトップネタは、「SMAP極秘独立計画」。1月13日にジャニー喜多川社長(85)が発した移籍容認ともとれるコメントが話題を集め、「木村拓哉(44)以外の4人がジャニーズ事務所との契約を更新しないのではないか」と噂されている。今年9月の契約更新に向けて意思確認をするのは6月のようだが、「もし移籍するのなら、今の時期から動いている」と考えるほうが自然だ。さらに、「事務所を通じて新番組の企画が持ち込まれているが、中居正広(44)、稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(39)はかたくなに断っている」という話もある。

また、SMAPの元チーフマネジャー・飯島三智氏が昨年12月21日、「ラオックス」関係者が立ち上げた新会社の代表取締役に就任したことが明らかとなった。同社は中国に太いパイプがあり、「4人が中国進出を計画している」という見方も。実際、彼らの後輩でジャニーズを退所した赤西仁(32)が中国でコンサートツアーやドラマ出演などで成功を収めていたという前例もある。新会社の会社登記情報を見ると、目的の欄に「日本コンテンツの海外発信事業」「映画製作」が含まれているのも意味深だ。ただ、飯島氏は全面否定しているだけに、この話はどこか怪しい。

それよりも気になるのは、SMAP最後の日となった大みそかの慰労会。「木村にも声をかけた」という報道もあったが、実際は「木村の携帯電話に連絡したのは当日の午前零時近くだった」というから、これが真実なら「一応声をかけた」というレベルであり、距離感の遠さがうかがえる。解散に関係なく、2017年も一年中SMAPのニュースを聞くことになりそうだ。

■1位:狩野英孝が17歳の女子高生と淫行疑惑! 芸能活動の危機か

狩野英孝

狩野英孝(34)が、またも下半身スキャンダル。昨年の川本真琴(43)、加藤紗里(26)を含む6股騒動に続いて、今回報道されたのは「女子高生との淫行疑惑」という衝撃のものだった。

『FRIDAY』が報じた相手は、千葉県の通信制高校に通うMさん(17)。昨年末まで地下アイドルとして活動していた高校2年生という。彼女の知人・A氏は、「Mはもともと狩野のライブに差し入れするほどのファンで、彼のツイッターもフォローしていた」「去年5月に狩野からツイッターで『いつも応援してくれてありがとう』とDM(ダイレクトメール)が送られてきて、連絡を取り合うようになった」と語る。

さらに、「最初は狩野が後輩と飲んでいるときにMを呼び、ご飯を食べるだけの関係でしたが7月に入って、狩野からLINEで『会いたい』とメッセージが来た」「Mは彼の自宅に行き、11月上旬になるとMは狩野の家に入り浸って半同棲状態」「狩野はゴムアレルギーらしくコンドームはつけなかった。彼にはSっ気があって、たまに首を絞められながらプレイしたこともある」というから、これが本当なら今後の芸能活動は危うくなるだろう。

狩野にとって苦しいのは、Mさんのツイッター非公開アカウントに、狩野の部屋で自撮りした写真、某番組で狩野のベッドが処分されたときの「ベッドよ、貴方の最後になれてわたしは幸せでした」というツイート、寝起きの狩野とのツーショット。これらの証拠が重くのしかかり、言い逃れは難しい。ちなみに条例では、2年以下の懲役または100万円以下の罰金が定められている。

記者の直撃を受けた狩野は、「彼女は『22歳』と言っていて、去年の11月中旬に『17歳』と言われた」と釈明したが、アイドルのMさんが年齢を年上にサバ読みするというのは説得力がない。

※狩野は1月21日、都内で会見を開いて騒動を謝罪。「記事の通り、22歳と聞いていました」と釈明し、肉体関係があったかどうかについては明言を避けた。無期限謹慎の処分を受け、芸能活動は自粛する。

□おまけの1本:「横澤夏子が交際相手をセキララ生告白。結婚を迫る」

横澤夏子

19日放送の『バイキング』で、レギュラーの横澤夏子(26)が、交際相手について語った。相手は1歳年上の会社員で、出会った場所は婚活パーティー。カップル成立となり、横澤から食事に誘い、告白も「つき合うか、結婚か、2度と会わないかのどれかを選んで」と迫ったという。驚くのは婚活パーティーのとき、男性は横澤が芸人であることに気づいていなかったこと。いち女性として選ばれたのが、横澤としてはうれしかったようだ。

「今日すぐにでも結婚したい」横澤は、恋愛指南書に書かれた「結婚をギャグにしろ」というアドバイスを実践。「デートで行きたい場所は?」と聞かれたら「区役所」、「欲しいものは?」と聞かれたら「ハンコ」と答えているらしい。さらに、彼のために料理教室に通っているようで、「朝食も作っています」とお泊まりの事実も明らかに。

男性にとっては、「昨年末につき合いはじめたばかりなのに、生放送の番組で名前までバラされ、ニュースになってしまう」のだからつらいのではないか。結婚か破局か、どちらにしても続報は早いような気がする。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。