フリーアナウンサーの長谷川豊が21日、自身のブログを更新。淫行疑惑で謝罪会見を開いたお笑いタレント・狩野英孝について、本人の主張が"本当"であれば「完全に被害者」「完全に無実」とコメントした。
長谷川アナは「狩野英孝さんの言うことが『本当』であれば、彼は間違いなく『被害者』だという事実」というタイトルで更新。「私は狩野英孝という芸能人が好きです。あの独特の雰囲気。なんと言うか、許してしまいたくなる表情。もちろん共演も2度ほどしていますが、その番組は爆笑の連続でした」と書き出し、「今回の騒動。ちゃんと分けて考える必要があるのではないかと思います」と記した。
そして、2つのケースに分け、「【ケース1】=実は未成年だと知っていたケース」の場合は、「もちろんアウトでしょ。芸能人やテレビに出ている人間に高い社会的倫理性や規範が求められるのは当然のこと。だって影響力が強いのだから」と意見。「で、今回のケースはほとんどの方がこの『ケース1』だと勝手に思っているわけですよね。でも、会見をしました。狩野英孝さんはこの『ケース1』を否定し、こう話したわけですよね」と続け、「【ケース2】=22歳だとだまされていたケース。これ、どうか誤解しないでほしいのですけれど…このケースって…狩野英孝さん、完全に被害者だよね?」とつづった。
"被害者"という言葉を大きな文字で強調した長谷川アナは、「そこ、忘れないでほしいのです。ダマされて、恋人同士のような関係になったけれど、彼が会見で語ったのは『実年齢を聞いて別れた』とのこと。それ、狩野英孝さん、完全に無実じゃないの?」とコメント。「それなのに謹慎?それなのに処分?おかしいでしょ。処分するなら【ケース1】なのに会見でウソついたってことなんでしょうか?」と疑問を呈し、「そもそも、年齢を偽って近づかれたのであれば、狩野さんはむしろ『守られるべき存在』のはず。そこを勘違いして放送しているテレビも多いけれど、絶対に間違ってます」と持論を展開した。
さらに、「どっちなんでしょう。被害者なのであれば守られるべき。ウソついてたのであれば、そこは処分されるべき」と長谷川アナ。「『実は狩野英孝は未成年だと知っていた』という『物的証拠』でもテレビ各局は持ってるのかね?日本は『推定無罪の原則』がある国だからね?あんまり断定口調で言わない方がフェアな気がするのは私だけでしょうか?」と締めくくった。