リンナイはこのほど、「冬場の冷えと暖房事情」に関する調査結果を発表した。同調査は2016年12月9日~10日、首都圏の20~40代の男女計400名を対象にインターネットで実施したもの。
自身の体質が「冷え性」だと感じるか尋ねたところ、25%が「とてもそう思う」、34%が「ややそう思う」と回答した。最も冷えていると感じる部位に関して聞くと、85%が「足先」、60%の人が「手先」と答えている。男女別に見ると、男女ともに「足先」が8割以上、「手先」が6割以上と「末端冷え性」の人が多いことがわかった。
体の症状に関して聞いたところ、「頭痛」が35%と最も多く、続いて、「腰痛」(26%)、「不眠」(20%)と続いた。特に足先が冷える「末端冷え性」の人は、症状を感じている人の割合が多く、43%が「頭痛」、33%が「腰痛」、23%が「不眠」と答えている。
風邪のひきやすさについて聞くと、「よく風邪をひく」「どちらかというとよく風邪をひく」は合わせて33%だった。しかし、「末端冷え性」の人では40%が「よく風邪をひく」「どちらかというとよく風邪をひく」と答えており、「末端冷え性」の人の方が「風邪をひく」割合が高いことがわかった。
冬に使用する暖房器具について尋ねると、最も多かったのは「エアコン」(68%)だった。エアコン使用者に、エアコンの満足度を聞くと、約8割が「満足している」と答えた。「手間が不要」「安全性が高い」「部屋が十分に暖まる」に満足度は高かったが、「光熱費が高い」「部屋が乾燥」「暖まるまでに時間がかかる」などが不満点として挙げられた。
冬場にエアコンを何度に設定することが多いか聞くと、「25度」という回答が男女とも多かった。「暖かさ」と「経済性」のどちらを重視して決めることが多いか尋ねると、男性約6割、女性約7割が「暖かさ」と回答した。一方、「経済性」は、男性約4割、女性約3割が重視している。