林原めぐみ、Newシングル「今際の死神」のジャケット写真やMVを公開

声優のみならず、ラジオパーソナリティや作詞家、エッセイストとしてマルチに活動している林原めぐみが贈る2017年第1弾シングル「今際の死神／命の息吹き」のジャケット&アーティストビジュアル、および表題曲のMusic Videoが公開された。

シングル表題曲「今際の死神」は、現在MBS、TBS、BS-TBS、AT-Xにて放送中のTVアニメ『昭和元禄落語心中 -助六再び篇-』のオープニングテーマとなっており、第1期に引き続き、楽曲の作詞・作曲、さらにジャケットアートワークに至る全面的なプロデュースを椎名林檎が手掛けている。

林原演じる、愛を求め続けながらも非業の死を遂げた重要人物"みよ吉"。「今際の死神」は、この"みよ吉"の最期の心情はもちろん、物語にも度々登場する古典落語の名作「死神」の一節を感じさせる仕上がりとなっている。今回初公開となったビジュアルも、楽曲の世界観と同様、終末へと向かうかのような、儚い美しさが切り取られている。

また、同シングルに収録されるカップリング曲「命の息吹き」は、軽快なピアノのリズムとともに小鳥の囀りのようなフルートの音色が恋の始まりを感じさせ、まるで、愛しい人と出会った"みよ吉"の心情を彷彿とさせる。こちらも表題曲同様に椎名林檎が作詞・作曲を手掛けており、前作「薄ら氷心中」の収録楽曲とも密な繋がりを持ち合う、聴き応えたっぷりな楽曲となっている。

「今際の死神」のMusic Videoは、サカナクションや水曜日のカンパネラなどのアーティストのMusic Videoを手掛け、数々の受賞経験を持つ気鋭の映像作家・山田智和氏が前作「薄ら氷心中」に引き続き監督を務めており、霧の中の風景をゆっくりと進む1人の女性(林原)の姿から、現実と非現実、生死の境界線を漂うような危うさや儚さが感じられる映像となっている。なお、本MVはハイスピードカメラで倍速撮影された素材を楽曲に合わせて3分ジャストで再構成することで、独特な息遣いと風合いを醸し出している。