受賞企業には「人をひきつける企業」にちなみ、人型のマグネットが「引きつけられる」つくりのトロフィーが贈られる

ランスタッドは1月20日、勤務先として魅力のある企業を国際基準で測る「ランスタッドアワード2017~エンプロイヤーブランド・リサーチ~」の上位候補20社を公表した。

この調査は、世界共通基準のもと「エンプロイヤーブランド(企業魅力度)」の高い企業を調査・表彰する試み。2000年ベルギーで初めて調査発表を実施、2017年は世界26の国と地域で実施を予定しているという。日本での調査は今年で6回目。

上位候補20社(50音順)は、味の素、NTT、オムロン、花王、キヤノン、キリン、サントリー、JR東日本、資生堂、全日本空輸(ANA)、ソニー、トヨタ、ニコン、日清食品、パナソニック、日立(HITACHI)、富士フイルム、ホンダ(HONDA)、明治ホールディングス(Meiji)、村田製作所。

上位候補の中には、前回トップ3に輝いたサントリー、キリン、明治がノミネートされた他、資生堂、ニコン、村田製作所の3社が初めてトップ20入りした。また、NTTが2012年に19位を受賞して以来5年ぶりに20位内にノミネートされている。

今年度の国内調査では、任意に選出された18歳~65歳の男女約2,500名を対象に、日系企業180社について世界共通の質問を投げかけ、評価の高い企業を明らかにするとのこと。今回日本では初めて、業界別の1位も発表する予定。最終結果の発表は2月16日。

なお、ランスタッドアワード2016の国内結果は、1位サントリー、2位キリン、3位明治ホールディングス(Meiji)、4位トヨタ、5位パナソニック、6位花王、7位日清食品、8位全日本空輸(ANA)、9位アサヒ、10位キヤノン、11位富士フイルム、12位ソニー、13位オムロン、14位味の素、15位帝人、16位ホンダ(HONDA)、17位日立(HITACHI)、18位日本航空(JAL)、19位JR東日本、20位アイシン精機。2012年はソニー、2013年はサントリー、2014年は明治HD、2015年はキリンが1位を受賞した。