厚生労働省と文部科学省は1月20日、「2016年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査」(12月1日現在)を公表した。調査対象は112校6,250人。
大学等の就職内定率は、大学(学部)は85.0%(前年同期比4.6ポイント増)。6年連続上昇しており、1996年に調査を開始して以来、過去最高となった。
大学(学部)のうち国公立大学の就職内定率は、86.9%(前年同期比2.8ポイント増)、私立大学は、84.4%(同5.2ポイント増)。男女別では、男子は83.1%(前年同期比4.1ポイント増)、女子は87.2%(同5.2ポイント増)。文系・理系別では、文系は84.6%(前年同期比4.9ポイント増)、理系は86.6%(同3.2ポイント増)となっている。地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く88.3%。
また、短期大学は72.6%(同4.6ポイント増)、大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では84.5%(同4.5ポイント増)、また専修学校(専門課程)を含めると83.0%(同4.5ポイント増)だった。