アクトインディは1月19日、同社運営の情報サイト「いこーよ」にて実施した、「子供の習い事事情」に関する調査結果を発表した。調査は2016年12月5日~2017年1月4日、0歳~9歳の子供を持つ全国の親261名を対象に、インターネットで行われた。
人気の習い事
「現在、子供が通っている(通わせたいと思っている)習い事」を聞くと、「水泳」(通っている34.8%、通わせたい15.1%)が第1位を獲得。続く2位は「ピアノ・エレクトーン」(通っている29.0%、通わせたい6.6%)、3位は「英語教室」(通っている23.2%、通わせたい7.5%)となった。
予算「月1万円以下」が6割
子供が既に習い事に通っていると回答した親を対象に、「いくつの習い事に通っているか」、また「1人あたりの1カ月の習い事予算」を質問したところ、「1万1円以上2万円以下」(26%)が最も多く、同予算での平均習い事数は2.2だった。以降、「7,001円以上1万円以下」(21%、平均習い事数2.0)、「5,001円以上7,000円以下」(17%、同1.6)と続き、60%が1万円以下という結果となった。
なお、予算が最も高い「3万1円以上」(5%)の平均習い事数は3.9で、中には6つの習い事を掛け持ちしているという子供も見られた。
不満を感じる習い事
「子供が通っている習い事で、一番不満を感じているもの」を聞くと、47%の親が「不満がある」と回答。「一番不満を感じている習い事」のトップ3は、「書道」(75%)、「学習塾」(68%)、「そろばん」(56%)となり、学習系の習い事が上位を占めた。
不満の理由として多く挙がったのは、「期待していた成果が得られていない」(41%)、「思いの外、お金がかかる」(38%)、「親の拘束時間が長い(送迎、強制参加、手伝い等)」(22%)だった。