アクトインディが運営する子どもとおでかけ情報サイト「いこーよ」は1月19日、「子どもの習い事事情」に関するアンケート結果を発表。親が一番不満を感じている習い事は「書道」だった。

親が不満を抱えている子どもの習い事は?

同調査は2016年12月5日~2017年1月4日の期間、インターネット上で行われ、0~9歳の子どもを持つ親261名から回答を得たもの。

はじめに、既に習い事に通わせている親には現在通わせている習い事、まだ通わせていない親にはこの先通わせたい習い事を聞いたところ、「水泳」(通わせたい: 15.1%、通わせている:34.8%)という回答がそれぞれ最も多くなった。

次いで「ピアノ・エレクトーン」(通わせたい: 6.6%、通わせている:29.0%)、「英語教室」(通わせたい: 7.5%、通わせている:23.2%)が人気となっている。

「現在、お子様が通っている(または通わせたいと思っている)習い事は何ですか?」

次に、子どもを習い事に通わせている親148名に、習い事に不満があるか尋ねたところ、47%が「不満がある」と回答。一番不満を感じている習い事のトップは「書道」となり、子どもを書道に通わせている親の75%が「(習わせている習い事の中で)一番不満を感じている」と回答した。次いで「学習塾」(68%)、「そろばん」(56%)と続いている。

左から「子どもを通わせている習い事に不満はありますか?」、「現在、お子様が通っている習い事について、一番不満を感じているものは何ですか?」

さらに、子どもを習い事に通わせている親のうち、不満を感じていると回答した人に、その理由を質問すると、41%の人が「期待していた成果が得られていない」と答えた。「思いの外、お金がかかる」(38%)、「親の拘束時間が長い(送迎、強制参加・手伝い等)」(22%)も上位にあがっている。

「(子どもを通わせている習い事について)不満を感じている理由は何ですか?」

同社は「成果や金銭面で親の思惑から外れることが、子どもの習い事における不満につながることがうかがえる」とコメントしている。

※イラストはイメージで本文とは関係ありません