博報堂は1月18日、決済とスマートフォンを軸とした「お金に関する生活者意識調査」の結果を発表した。同調査は2016年9月30日~10月5日、銀行口座かつスマートフォンを保有する16~69歳の男女3,097名を対象に、インターネットで行われた。

「各決済手段使用金額の割合(1カ月間)」

1カ月間における「使用金額の決済手段別の割合」をみると、51.4%で「現金」が最多に。以降、「クレジットカード」(21.6%)、「ICカード」(9.1%)、「カードでのインターネット決済」(8.5%)と続いた。「カード決済」の割合の合計は40.8%に。

「スマートフォン集約型サービス利用意向」

また、「スマートフォンに財布機能を集約する意向がある」という人は、31.4%(「とても利用したい」3.9%+「やや利用したい」9.5%+「どちらかと言うと利用したい」18.0%)で、女性(20.2%)に比べて男性(41.3%)の利用意向がとても高いことがわかった。

「スマートフォン支払いによるリスク/高セキュリティサービスへの魅力度」

スマートフォンの財布機能を利用するにあたり、「スマートフォンでの支払いには、外部に情報が流出するリスクがあると思うか」を聞いた。結果、83.4%が「あると思う」(「とてもあてはまる」23.2%+「ややあてはまる」27.2%+「どちらかと言うとあてはまる」33.0%)。このうち、「高セキュリティの決済サービスに魅力を感じるか」を聞くと、73.3%が「魅力的である」(「とても魅力的である」17.2%+「やや魅力的である」23.5%+「どちらかと言うと魅力的である」32.6%)と回答した。