ジャストシステムは1月18日、「老後のライフプラン調査」の結果を発表した。調査は1月13日~16日、20~40代の男女1,101名(男性665名、女性436名)を対象に、インターネットで行われた。

「老後のライフプランを考えたことがあるか」を聞くと、32.6%が「考えたことがある」(「老後のライフプランが既に決まっている」5.9%+「老後のライフプランを検討中」26.7%)と回答。以降、23.1%が「どちらともいえない」、44.3%が「考えたことがない」(「ほとんど考えたことはない」29.2%+「全く考えたことはない」)となった。

「考えたことがある」と回答した人に、「老後のライフプラン」の内容を聞いたところ、34.4%で「老後も働きたい」が最多に。以降、「老後は働かずに、別の方法で収入を得たい」(26.5%)、「老後は、趣味や旅行などを楽しみながら、過ごしたい」(21.4%)となった。

「老後のライフプラン」

「何歳まで働きたいと思っているか」を聞くと、「働ける間は、年齢に関係なく働きたい」が最も多く35.6%。以降、「65歳まで」(24.8%)、「70歳まで」(23.8%)、「75歳まで」(11.9%)と続いた。

また、「働ける間は、年齢に関係なく働きたい」の回答を男女別に見ると、女性(40.6%)が男性(33.3%)を上回る結果となった。

「何歳まで働きたいか」

「老後の働き方」を聞くと、現在「会社員」として働いている人は、51.2%が「現職で、働き続けたい」と回答。以降、「アルバイトやパートなど、日数や時間の制限付きで働きたい」(13.8%)、「経験や知識を活かし、顧問や講師として働きたい」(12.5%)と続いた。

「老後の働き方(会社員)」

「経営者・個人事業主」の人は、「現職で、働き続けたい」(66.7%)が最も多く、次点は「経験や知識を活かし、顧問や講師として働きたい」で16.7%。また、「パート・アルバイト」の人は、「現職で、働き続けたい」が77.8%を占める結果となった。

次に、「老後も働くために新しい知識の習得が必要か」について聞いたところ、「新しい知識の習得が必要」と感じている人は、93.0%(「必要」66.3%+「どちらかというと必要」26.7%)。次いで、5.0%が「どちらともいえない」、2.0%が「必要とは思わない」(「あまり必要とは思わない」1.0%+「全く必要とは思わない」1.0%)となった。

「老後も働くため習得したい知識」

具体的に「どのような知識を習得したいのか」を聞くと、31.9%で「語学」が最多に。以降、「経営戦略」「会計・財務・経理」(どちらも25.5%)、「マーケティング」「マネジメント」「Word、Excel、PowerPoint等」(いずれも24.5%)となった。