元SMAPの草なぎ剛が主演を務める関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜21:00~21:54)の17日(21:00~22:09)に放送された第2話の視聴率は、関東以外でも全国の主要地区で上昇している。18日、制作する関西テレビが明らかにした。

『嘘の戦争』に出演する水原希子(左)と山本美月

通常、連続ドラマは初回から2回目に落ちる傾向にあるが、関東地区では10日の初回視聴率11.8%から0.2ポイント上昇して12.0%を記録。ほかにも、北部九州で12.3%→16.0%、札幌で15.2%→16.9%、広島で15.5%→16.2%と、ぞれぞれ上昇した。

制作する関西テレビの地元である関西は15.1%、前回19.0%だった静岡は16.8%と数字を下げたが、いずれも高視聴率をキープ。これにより、主要8地区の平均は14.6%から14.9%と、0.3ポイント上回った。

このドラマは、草なぎが以前主演を務めた同局系『銭の戦争』(2015年1月期)のスタッフが再結集し、草なぎ演じる幼い頃に家族を殺された主人公・浩一が、天才的な詐欺師となって復讐(ふくしゅう)を果たそうとする姿を描くもの。

第2話は、五十嵐(甲本雅裕)に刺された浩一が、二科家の顧問弁護士・六反田健次(飯田基祐)を、浩一の父親が一家心中を図ったことにさせるための決定的な嘘の証言をした人物と気付き、揺さぶりをかける。また、浩一は、因縁の二科家の娘でありながら、自身を治療した楓(山本美月)に近づこうとし、キスシーンでエンディングを迎えた。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。

『嘘の戦争』全国8地区初回→第2回視聴率(太字は上昇地区)

関東:11.8%→12.0%(+0.2)
関西:15.5%→15.1%(-0.4)
名古屋:13.8%→13.8%(±0.0)
北部九州:12.3%→16.0%(+3.7)
札幌:15.2%→16.9%(+1.7)
仙台:13.8%→12.3%(-1.5)
広島:15.5%→16.2%(+0.7)
静岡:19.0%→16.8%(-2.2)