デルは17日、15型のモバイルワークステーション「Precision 15 3520」「Precision 15 5520」の2モデルを発売した。

Precision 15 3520

Precision 15 3520

「Precision 15 3520」は、従来モデルからきょう体デザインを一新した15型モバイルワークステーション。BTOによる構成変更が可能で、価格は179,980円から(税別)。

CPUには第7世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Kaby Lake)や、Intel Xeonを選択可能。グラフィックスにはNVIDIA Quadro M620(2GB)を搭載。メモリには2400MHz DDR4(最大32GB NECC / ECC まで)を搭載できるなど、高いパフォーマンスを発揮する。

最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6440HQ(3.5GHz)、グラフィックスがNVIDIA Quadro M220(2GB)、OSはWindows 7 Pro(推奨OSはWindows 10 Pro)。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB Type-C×1、USB 3.0×3、HDMI×1、D-sub×1、メモリカードリーダー、SIMカードスロットなど。本体サイズはW376×D251×H24.3mm、重量は2.21kg。

Precision 15 5520

Precision 15 5520

「Precision 15 5520」は、フルカスタマイズが可能な15型モバイルワークステーション。価格は239,980円から(税別)。

最上位構成では、液晶にクリエイター向けとする「UltraSharp PremierColor InfinityEdge IGZOディスプレイ(タッチ対応)」を搭載。解像度は3,840×2,160ドットの4Kで、Adobe RGB 100%の色域に対応する。ベゼル幅が狭く、15型ながらきょう体サイズは14型クラスに抑えられている。パームレストはカーボンファイバー製。長時間バッテリも内蔵するので、持ち運んでの使用も可能。プロ向けアプリを高速化する独自チューニングソフト「DellPrecision Optimizer」も提供する。

CPUは第7世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Kaby Lake)や、Intel Xeonを選択可能で、グラフィックスにはNVIDIA Quadro M1200(4GB)を採用。ストレージはPCI Express接続の2TB SSDを選択でき、メモリは2400MHz DDR4(最大32GB NECC / ECC まで)を搭載。

下位構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-7300HQ(2.5GHz)、グラフィックスがNVIDIA Quadro M1200(4GB)、ディスプレイが15.6型の1,920×1,080ドット非光沢(ノングレア)液晶。OSはWindows 7(推奨OSはWindows 10 Pro)。

インタフェースはIEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、USB 3.0×2、HDMI×1、Thunderbolt 3×1、HDMI×1、メモリカードリーダー、SIMカードスロットなど。本体サイズはW357×D235.3×H11.1mm、重量は1.78kg。