サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「オーガニック食品にはどんなメリットがある? 」を公開した。
現在、日本ではスーパーフードと呼ばれる食品のすそ野が広がってきており、美容に感度が高い人だけでなく、多くの人が食生活に取り入れている。こうしたブームは食品自体が持つ効果に人気が集まっているが、同時に農薬や添加物など、食の安全性やオーガニック食品についても高い関心が寄せられているとのこと。
昨年末には、フランス発のオーガニックスーパー「ビオセボン」が東京・麻布十番にオープンした。同店は2008年にパリで創業後、イタリア、スペイン、ベルギー、スイスなどヨーロッパで100店舗以上を展開している。取扱商品はビオ(=オーガニック)であるものがほとんどで、生鮮食品から加工食品まで幅広く取りそろえているという。
同店と日本のオーガニック店との大きな違いは、輸入の加工食品が非常に多く扱われていることであるとのこと。ナッツの量り売りをするほか、ナチュラルチーズも豊富に取り扱う。海外のスーパーのような雰囲気で、文化の違いを感じることもできるという。なお、輸入のオーガニック商品であるため、価格は少々高めとのこと。
オーガニックとは日本語で「有機栽培(有機農業)」のこと。化学的に合成された肥料および農薬を使用しないこと、ならびに遺伝子組み換え技術を利用しないことが基本であるという。法律では「有機農産物: 農薬と化学肥料を3年以上使用しない田畑で、栽培したもの」「転換期中有機農産物: 同6カ月以上、栽培したもの」と定義されている。
オーガニック商品は体によいのか、という点については、個人それぞれ感じ方に差があるという。オーガニックに変えたら肌がキレイになった、アレルギーが改善された、体調が良くなったという人もいるが、中には変化が感じられない場合もあるとのこと。
しかし、オーガニック野菜は、普通の野菜よりも自然の味が濃いと感じる人が多いという。おいしければたくさん野菜を食べることができるため、そのぶん美容力・ダイエット力も高まると考えられる。
農薬や化学肥料を使用しないオーガニック野菜は、農地の生態系維持や環境にも、良い影響をもたらすというメリットもある。人間だけでなく動植物、虫、微生物などすべての生き物に対して、健全な環境を作ることに役立っている。
なお、化学肥料や農薬を使った野菜でも、残留農薬は厚労省によって基準が設定されているため、毎日一生涯にわたって摂取し続けても健康への悪影響がないとされているとのこと。よく洗う、葉物は外側の葉を外して使うなどすれば、より安心に食べることができるという。
その他、詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「オーガニック食品にはどんなメリットがある? 」で解説している。