富士通は17日、10.1型2in1タブレットPCの2017年春モデルとして「arrows Tab QH35/B1」を発表した。2月中旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別80,000円前後。

arrows Tab QH35/B1

コンパクトかつ軽量ボディの10.1型タブレット。カバー付きキーボードを接続することでノートPCのように使用でき、外せばタブレットとしても運用できる。タブレット部の厚さは8.9mm、重量は約620gと軽量。カバー付きキーボードは、背面を折り曲げることでスタンドとしても活用でき、前モデルから約300gの軽量化を実現した。

前モデルからCPUやストレージといった基本性能を強化。ソフトウェア面ではOffice MobileとATOK 2016をプリインストール。ハイレゾ音源対応のヘッドホン端子のほか、加速度 / 地磁気 / 照度 / ジャイロといったセンサー類を内蔵する。

カバー付きキーボードを接続したところ

主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8350(1.44GHz)、メモリがDDR3L 2GB(交換不可)、ストレージが128GBフラッシュメモリ、グラフィックスがIntel HD Graphics 400(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型ワイド(1,280×800ドット、タッチ対応)液晶など。OSはWindows 10 Home 32bit。

インタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1、microUSB 2.0×1、microHDMI×1など。タブレット部の本体サイズはW259.8×D71.4×H8.9mm、重量は約620g。カバー付きキーボードを含めた本体サイズはW270×D358×H150mm、重量は約1.00kg。