本田技研工業(ホンダ)は13日、「東京オートサロン2017」会場にて新型「シビック」シリーズの「シビック ハッチバック」「シビック セダン」「シビック TYPE R」のプロトタイプモデルを日本初公開した。日本発売は2017年夏を予定している。
「シビック」は1972年の発売以来、世界で累計約2,400万台を販売しているグローバルモデル。新型「シビック」シリーズは、2015年11月の米国での「シビック セダン」発売を皮切りに欧州や中国などでも販売開始し、2016年には北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、各地域で好評だという。
新型「シビック」シリーズでは、新設計のプラットフォームを採用し、スポーティーかつ上質な走行性能を実現したほか、居住性・燃費性能・安全性能・デザイン性など、すべての領域で優れた性能を追求した。日本仕様の「シビック ハッチバック」「シビック セダン」のパワートレインには、力強い走りと高い燃費性能を兼ね備え、さらに高出力となった1.5リットル直噴VTEC TURBOエンジンを搭載する。
「シビック セダン」は埼玉製作所寄居完成車工場での生産、「シビック ハッチバック」「シビック TYPE R」は、ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッドでの生産を予定しているとのこと。なお、「東京オートサロン2017」は1月15日まで幕張メッセで開催(1月14日は9~19時、1月15日は9~17時に一般公開)される。