元SMAPの草なぎ剛が主演する関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜21:00~21:54)の初回放送(10日21:00~22:48)が、系列各局で高視聴率をマークした。11日、制作する関西テレビが明らかにした。
マイナビニュースが放送前にアンケートを行った期待度調査では、冬ドラマでダントツの1位という結果だったが、関東地区は11.8%と2ケタに乗せ、制作局・カンテレの地元である関西地区は15.5%と、その期待を反映する好スタートなった。
そして、秋田は21.5%、愛媛は20.4%と大台を超えたことが判明。その他の主要地区は、名古屋13.8%、北部九州12.3%、札幌15.2%、仙台13.8%、広島15.5%、静岡19.0%と、全国的にも好発進となっている。
このドラマは、草なぎが以前主演を務めた同局系『銭の戦争』(2015年1月期)のスタッフが再結集し、草なぎ演じる幼い頃に家族を殺された主人公・浩一が、天才的な詐欺師となって復讐(ふくしゅう)を果たそうとする姿を描くもの。
17日に15分拡大で放送される次回の第2話は、五十嵐(甲本雅裕)に刺された浩一が、二科家の顧問弁護士・六反田健次(飯田基祐)を、浩一の父親が一家心中を図ったことにさせるための決定的な嘘の証言をした人物と気付き、揺さぶりをかける。
一方、浩一を治療した楓(山本美月)は、浩一がタイでの仕事中に負ったものだと説明する胸元の大きな傷跡を、もっと古い傷だと気付き、なぜ浩一が嘘をついたのか、少しずつ浩一のことが気になり始めていく。
視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ。カンテレをはじめ10地区の放送局では、初回スペシャルの再放送が予定されている。