幼児を育てる母親が悩んでいること、1位は?

小学館集英社プロダクションは1月11日、「幼児と母親に対する意識調査」の結果を発表。2~6歳の子どもを育てる母親の48.2%が、子育ての悩みとして「しかり方」を挙げた。

同調査は、2016年11月28日~12月5日の期間、インターネット上で行われたもの。全国の2~6歳児500名(各年齢100名)と、2~6歳の子を持つ母親500名から回答を得た。

このうち、母親500名に対し、子育てにおける悩みを聞いたところ、最も多かった悩みは「しかり方」(48.2%)となった。次いで「テレビやビデオの見方」(39.5%)、「栄養バランスを考えた食事」(33.2%)、「生活リズム」(31.6%)、「食事のしつけ」(31.6%)と続いている。

「子育てにおける悩みは何ですか?」

また1日の過ごし方について、27.8%の母親が「1日に9時間以上」子どもと接していた一方で、85.0%が「自分の時間は3時間未満」と回答した。

85.0%が「自分の時間は3時間未満」と回答

さらに「子どもの『できた!』を実感してうれしかったことはありますか?」と尋ねたところ、93.4%の母親は「はい」と答え、このうち最も多くの回答を集めたのは「あいさつができた」(57.0%)だった。2位は「お手伝いをしてくれた」(53.6%)、3位は「友達と仲良くできた」(50.0%)となっている。

「子どもの『できた!』を実感してうれしかったことはありますか?」

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