独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は11日、Adobe Readerの脆弱性に注意を喚起した。
脆弱性を悪用したコンテンツをユーザーが開いた場合、リモートでの攻撃によりAdobe Reader/Acrobatが不正終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。米Adobe Systemsは現地時間10日、29件の脆弱性を修正した最新版を提供している。影響を受けるバージョンは下記の通り。対象OSはいずれもWindowsおよびMac。
- Acrobat DC Continuous 15.023.20053
- Acrobat Reader DC Continuous 15.023.20053
- Acrobat DC Classic 15.006.30279
- Acrobat Reader DC Classic 15.006.30279
- Acrobat XI Desktop 11.0.19
- Reader XI Desktop 11.0.19