Samsung electronicsは4日(米国時間)、Google Playに対応したコンバーチブル型Chromebook「Chromebook Plus」「Chromebook Pro」を発表した。
360度回転ヒンジを備えた、コンバーチブルタイプの12.3型Chromebook。Google Playの利用を前提に設計されており、Google Play Store(ベータ版)がプリインストール。Android向けのアプリや動画、音楽などを利用できることが特徴となる。
また、同社のChromebookシリーズで初めて、本体に収納できる専用ペンが付属。プリインストールされているGoogleのメモアプリ「Google Keep」や、描画アプリ「Samsung ArtCanvas」などで使用可能だ。
Chromebook PlusとChromebook Proの違いはプロセッサの種類。PlusはChromebook向けにカスタマイズされたARMプロセッサで、Cortex-A72(Dual)とCortex-A53(Quad)のヘキサコアを搭載。ProではIntelのCore m3-6Y30を採用する。
このほかの仕様は共通で、ディスプレイが12.3型(2,400×1,600ドット、タッチ対応)、メモリが4GB、ストレージが32GB eMMC、カメラが720p HDカメラ、スピーカーが1.5W×2など。ネットワークはIEEE802.11ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。本体サイズは280.8×221.6×12.9~13.9mm、重量は1.08kg。バッテリ駆動時間は最大8時間程度。
Chromebook Plusは2017年2月に、449ドルから販売予定。 Chromebook Proは今春の投入が予定されている。