マクロミルは1月4日、2017年に成人式を迎える全国の新成人を対象とした「2017年 新成人に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2016年12月13日~14日、有効回答は500人(1995~1996年生まれ)。
新成人、政治・選挙・経済への関心が低下
日本の未来について尋ねたところ、「暗いと思う(やや暗いと思う+暗いと思う)」は前年比0.2ポイント増の67.2%。一方、「明るいと思う(明るいと思う+どちらかといえば、明るいと思う)」は同0.2ポイント減の32.8%となり、2014年をピークに減少が続いていることがわかった。
「政治」「選挙」「経済」「外交」に対する関心度合い(関心がある+やや関心がある)をみると、「政治」は55.0%(2011年75.5%)、「選挙」は44.8%(同63.9%)、「経済」は59.2%(同82.0%)と、東日本大震災後の調査となる2012年から低下傾向にあることが判明した。
デジタル端末の所有率を調べると、減少が続いていた「ノートパソコン」は70.2%と微増。スマートフォンでは、「iPhone」が59.0%、「Android」が37.2%と、前年に続いてiPhoneがAndroidを上回り、約22ポイントの差がついた。なお、iPhoneの所有率は4年で2倍以上に増えているという。
SNSの利用率は、「LINE」が93.2%、Twitterが77.8%と、共に2013年以降で最高を記録。また前年から調査を開始した「Instagram」は36.2%と、今年31.8%だった「Facebook」を追い抜いた。
今後の活躍を期待・応援している新成人の1位は「白井健三(体操選手)」(185票)、2位は「高梨沙羅(スキージャンプ選手)」(172票)、3位は「佐藤勝利(ジャニーズ「Sexy Zone」)」(67票)、4位は「三吉彩花(女優)」(66票)、5位は生田絵梨花(乃木坂46)」(62票)だった。